撮影ロケにいってまいりました （天草編）

いよいよ七月も終わりで、もう八月になっちゃいます。今年も、あと５ヶ月しかありませんね。
年々、過ぎ行く日々が加速しているような気がしてなりません。ですから、そのスピードに負けないようにもっともっとカム充実！！するために“あたふた”及び“右往左往”していかんといかんなと思っていますが、なんせこの暑さ。うろうろついでに、ついつい「ガリガリくん」に手が伸びてしまいます。

いきなりのスカシタ一枚です。先日、海の日の前日に撮影ロケを天草で、アクティブかつスマートにこなしてきました。残念ですが海の日は雨でした。

お手伝いのナカシマさんと助っ人ミナちゃんの同行で、海をテーマに夏らしいシチュエーションを探しながらの、半分は観光気分でのんびりといってきました。 海岸線を走り、ずいぶん昔に、こちらの陸地からちぎれて、離れて行ったように見える島々はイメージ通りの天草ならではの景色でしたが、いかんせん、足場も不安定な岩場が多くて、持っていったテーブルを置けるような場所もありませんでした。

唯一は海水浴場のビーチでしたので、他のお客様からの白い目をビリビリと背中に感じながら、少々場違いな感じはありましたがテーブルを置いて撮影してみました。本音を言えば、テーブルの周りにたくさんの水着ギャルがキャッキャ言ってれば、もっと良かったのですが・・・。

仕上がりはいかがでしょうか？早速、そのときのお写真をホームページにアップさせていただいてます。どうぞご覧くださいませ。

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日食さん

どたばたしてましてブログとやらの更新をおろそかにしていました・・・。
なにやら気象に振り回されまくりで、ここんとこの大雨で大川市のいたるところで、冠水しているところが見受けられます。特に農家の方は畑がどっぷりと水に浸かっていますので、被害たるや甚大ではないかとお見受けしている次第です。
湿度も１００％の状態が続いてますので、無垢材の家具作りには過酷な条件が続いていますが。
はたまた、最近では日食とやらが、不意にございました。世紀の大イベントだったそうですが、さして興味がございませんでした。だいたい日食フィルムとやらで見る太陽なんぞ、色気も何もないでしょう？
なんだか日食を見るために狂乱状態で、南の島へ乗り込んだりしている人や、太陽と月が重なった時に願い事が叶うとやらで、ＴＶのインタビューででどんな願い事をしますか？などと戯言をのたまっている幸せな方々も目にしましたが、そんなことで願いがかなうなら、万札でも降ってこないかと思ったのですが、さすがにそこはしとしと雨が降るばかりで。
実際、目にした方も多いかとは思いますが、その日、ここ大川ではどんより曇り空で、ハナっから拝めることなど期待もしていませんでしたので、そんなことは無視して、いつもの工場で作業をしていましたところ、期が迫るにつれて、それでもないのに薄暗い工場が、真昼の月の必死のアピールのせいでさらにクラ～くなってきます。
ふと、ナカシマさんが「みえますよ～　ニッショク」って、多分この先あっても２６年後にしか口にしないであろうセリフを口にしたもんですから、まぁ、この際せっかくなんでと思って工場の外へ、目をやられないように薄眼をしながらオテントさまのお姿をみますと、薄雲の向こうにくっきりと銀白色輝く、鋭利な三日月型したニッショク様が。


なんか、太陽と月がひさ～しぶりにイチャつくのを、しもじもに見られまいと雲で隠したつもりが、逆に見やすくなった状態です。本人たちは気づいてないでしょうが、丸見えでございました。ざま～みろです。
ちなみにサンセットラボラトリは夕日のほうが好きです・・・。

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兄弟子からの贈り物

急ぎのオーダー注文がありまして、こないだの日曜は工場で作業をしていました。久々の杉材を使用したハイバックチェアをオーダーいただきましたが、材料の杉材の節の部分が欠けている箇所がいくつかありましたので、通称「ふし太郎を」（埋め木用の疑似節）私の修業時代にお世話になっていました、工房木正舎の兄弟子の山下兄さんにお願いして急ぎで送っていただいたのですが。

思っていたよりも、やけに大きな箱で届きましたので「送料が余計にかかっているんじゃないの・・・？」なんて心配もしつつ、包みを開けてみると

菓子箱に“のし”までついたまんまで、「ほうほう、宗像大社のおみやげまんじゅうですな・・・そういえば、お客さんがよく菓子折を持ってきてくれてたもんな～」などと、昔をなつかしみながら蓋をあけてみますと・・・

おやおや“しおり”もご丁寧に入っており、さらに異様にクッション材も詰め込まれていまして・・・・

な～んてことでしょう！！そこにはうっとりするほどの白身の円錐形をしたふし太郎が整然と並んで、こっちを誘惑しています・・・・って・・・。

そんなにヒマでもないでしょうに、ご丁寧に有難うございました・・・。風流にもお菓子に、見立てていただいたのですね。おかげで、兄さんがあのごっつい指で一つ一つ並べていく様を想像すると可笑しくてしょうがなく、作業が一時中断しつつなんとか椅子を完成することができました。いやいや、まったくオシャレな方です。

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