2012年8月20日月曜日

エンジュのベンチ (薄明光線編)

ギンギンに暑い日々をお過ごしのみなさまへお知らせです。

来たる10月の6~8日(土・日・月曜日)に開催される「大川木工まつり」に出店させていただくことになりました。また今年もリーズナブルな価格で、気の利いたものを出品したいと思っています。

是非是非、大川へ脚を運んで頂いて、たくさんの家具や木工品が御座いますので楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします。

それではお仕事です。

エンジュのベンチを製作します。デザインは井上氏のデザインです。座面は一枚板で「座繰り」といって座った時に、お尻にフィットするような座面の形状に削り出していきます。

大まかに座繰りの部分を彫り終わったところです。板の側面の白太部分を座繰りの先端に来るようにレイアウトしています。

お尻の臀部にあたる部分をもっと凹ませたり、腿の下にあたる部分を滑らかに削ったり、この辺の微妙な部分は特殊なカンナで仕上げていきます。作り手のセンスが問われる作業です。

こういう曲面は慎重に丁寧に削らないと、削った面に影が出来たりして、滑らかに仕上がりません。気をつけないとへたくそな技術がすぐバレますね。

座繰りの縁回り部分を、小さい彫をいれてます。大きいなぐりの様な彫も粗野な感じでいいのですが、今回はもっと細かく彫を入れてますので、雰囲気的には瑞々しい感じといいますか、上品な感じに見えます。


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2012年7月24日火曜日

エンジュとメープルのコンソール (匠はささやく編)

酷暑ですが皆さん頑張りましょう。僕もがんばります・・・。

でも、ビールは最高にうまいですよね。

コンソール完成姿です。四本足に引き出しを組みこむのも、こんなフレームの組み方を出来るデザイナーはなかなかいないと、ひそかに思います。

バーズアイの前板からスコンと、一直線にヌケた取っ手のデザインが引き立っています。

エンジュの色も素直な木目もグッド。

引き出し内部はサペリ材を使用。サペリの赤とメープルの白の対比が美しい。





次回は同じエンジュの木でベンチを作ったのでそれを紹介します。

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2012年7月19日木曜日

エンジュとメープルのコンソール (メキシコでは巨匠編)

実際そうなんだそうです。

その井上さんデザインのお仕事です。いつも私らにお仕事を下さるクライアント様に本当に感謝しています。
エンジュの素直な良材が手に入りましたので、それを使用しての、コンソールとベンチ(ベンチはこの次に紹介します)を製作させていただくことになりました。

まずはコンソールの方からです。

天板と脚の構造部分はエンジュ材を使い、デッキ部分と引き出し部分はメープル材で製作する事にしました。

写真はデッキ部分のコーナーの継ぎ手です。包隠しほぞ継ぎにしています。最近仕事をする中で、メープル材が水分を含んだ時の材の膨張が他の材に比べて尋常ではないくらいに膨らんでしまう事にとても驚いています。この様な継ぎ手に接着剤を塗布する際でも、接着剤に含む水分で材自体が、局所的にひどく膨張してしまう事も頭に入れておいた方がいいようです。

各パーツをある程度加工し終えたところです。これから組み立て作業に入りますが、本組みの前に、いちおう試しに組んでみて、細かいディティールを再検討して必要があれば手を加えます。慎重です。

脚部の左右のクランピング。

デッキ部と天板反り止め桟と幕板とのからみ。

そして、脚部と本体の組み立て終わりさかさまの図。

デッキ部に引き出しを仕込み。

前板はバーズアイメイプル。鳥眼杢(バーズアイ)がびっしり入った板を使ってみました。これだけでも重厚感がぐっと増します。

完成姿は次回です。

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