2010年4月15日木曜日

マホガニーテーブル (巨木は工場に、しばらく据わる編)

マホガニーのお仕事です。
いろんな事情があり、TEDEの井上さんにデザインのほうを手伝ってもらって、私が制作するという変則技でカスタマーの要望に応えております。

いつもそうですが、本当に、無から有を作り出す作業を生業とする、苦労と楽しさには、大変いつも、ふりまわされています。
でも、苦労のほうは、のどもと過ぎれば忘れます。が、楽しさのほうは残りますね。
そして、出来上がった家具も残りますね。そういうもんなんでしょうね。

アフリカンマホガニー材で脚部を作っています。天板はホンジュラス産マホガニーです。ホンジュラスマホガニーは流通規制がかかっていますので、入手困難です。
板材より、必要な部材を切り分けていきます。魚をさばいている様な、感じでしょうか・・。

仕上がりで、木目がどう出るのかも、 想像しないといけません。この材料の質感として、反りやねじれ等の加工後の癖は、無さそうです。

柱部分の、えぐり部分を加工しています。えぐり部分のアールに合わせた鉋を準備し、削っていきますと綺麗に仕上がります。写真の鉋は、平な台だったものを潰し、急遽、反り台に加工して、この仕事に間に合わせたものです。

部材が一通り、加工し終え、整いました。・・・仕口の大公開ですね。

そして、狭い作業場に、どっかりと鎮座されております、ホンジュラス産マホガニー様です。

デカイッす。


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