2010年4月1日木曜日

ラウンドテーブルメンテナンス (綺麗過ぎるフィニッシュ編)

いま、結構、複雑なつくりの家具をつくっています。そのうち、ブログで紹介できればと思っていますが。作り方、加工方法や細かいディティールなどを考えていると、頭に血が上ってきて鼻血が出そうになったりしています。みなさま、乞うご期待です。

そして、メンテナンスの続き。

施してあった塗装を、丁寧に剥いだところです。サクラ材で制作されていました。左下は、新しく用意した鏡板です。デザインを変えて、寄せ張りにしてみました。

テーブルトップの裏面の板を貼るのに、最初のつくりと同様に、丸釘の頭を潰して打っています。これは、釘を打ってあるのを目立たなくするために、こんなやり方をします。
最近では、隠し釘や、フィニッシュネイルに取って代わられていますが、この方法は有るもので工夫して、用を足していた時代の感触がして、結構好きです。

そして、新たに塗装コーティングして、組み立て、完成です。いかがでしょうか?


ちょっと、綺麗にやりすぎたかも・・・手を入れる加減が難しいですね。

しかしまた、新しい姿で、持ち主様と共に時間を過ごし、穏やかな生活空間を彩ってくれることと思います。


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3 件のコメント:

  1. 新品のようですね、また100年後くらにだれかがなおしてくれますねきっと!

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  2. 見事に生まれ変わりましたね。
    丁寧な仕事に感銘を受けました。

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  3. こうやって手を入れ、新たな姿に出来たのも、持ち主様の、ものを大切に使う気持ちがあってこそ、だと思います。
    いろんな意味で、勉強になりました。

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