2010年9月27日月曜日

そうだ、糸島に行こう!! (中川さんに会いに編)

随分とひんやりしてきた今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

この頃の寝るときには、きちんと布団をかぶらないと、あっさり風邪をひいてしまうことを身をもって知ることになります・・・。

以下は、夏真っ盛りの時期に、ここんとこ休みの日には、ちょくちょく通いだしている糸島半島へと行ってまいりました。いいとこです!!本当に。

まずは糸島半島の福岡寄りの付け根、周船寺という町で革素材を駆使していろいろな製品を生み出されている「DURAM」の中川さんに会いに、工房へドキドキワクワクでおじゃまさせていただきました。

周船寺駅より徒歩3分ほどの商店街の一角にSHOP兼工房がございまして、DURAMオリジナルの革製品はもとより、リネン素材の服から、ゆるっとしたルックスのレアなシューズなどが所狭しと陳列されています。ほど良くナチュラル感が漂っていました。

端正な作りの中にも、ハンドメイドのざっくりとした感じ。見た目の雰囲気も、自然素材の経年変化もあいまったものになると思いますので、わが身のそばに置いとくと、長年愛着をもって使えそうに思います。

動物の皮から「革」へとするには、“なめし”という加工を施します。腐敗や硬化を防ぐそうです。
簡単に言うと、もともと皮にある脂やたんぱく質を除き、それから人為的にまた脂を入れてやるという作業がそれです。
ですが、その後も、脂分は自然と乾燥したりして脱脂して硬化しがちなので、保革クリームなどで追脂してやることが必要不可欠となるのです。これ、いれ知恵です。
素材として使えるようになるまでにも時間と労力がかかっているんですね。木と一緒ですね。

工房の作業場にて、 物分かりの悪い二日酔いの家具職人へ身振りを交えて、親切に話をしてくださっている中川さん。長い時間楽しくがっちりとお邪魔させていただきました。しかし、お仕事中にもかかわらずスミマセンでした・・・。
コンパクトにまとまった作業場でいらして、結構広いスペースを必要とするワタクシ的にはうらやましい限りです。
また、パシフィックファニチャーのイスや照明やロッカーもカッチョよかったです!!うらやまし~。
糸島つづく


「DURAM SHOP」
810-0373 福岡市西区周船寺2-9-27
TEL 092-401-3345 FAX 092-401-3321

店休日:日曜祝日
営業時間:10時~19時

ドゥラムのホームページ http://www.duram.jp/  リンクリストが秀逸です、ぜひっ!

2010年9月11日土曜日

がんばってる人へ

ひとまず涼しくなって、虫の音が心地良いです。夜の散歩にいい場所があれば教えてほしいですが・・・。

そして、家具製作にもまた、何をするにもいい季節です。目一杯にこの秋を満喫したいと、ひそかに心に誓っております。

はてさて、私の工場のすぐお隣は 「きよ家」 さんというお寿司屋さんで、知る人ぞ知る名店でございます。私なんかはそうそうご馳走になりにはいけませんが・・・。今、これを書きながら口の中に唾が一杯でてきて困るくらいにおいしいお店です。

お隣さんですから、大将にはなにかとお世話になったりしているのですが、ここで住み込みで働いているお弟子さんが今回のがんばっている人。とにかく彼には頭が下がります。

厳しい大将のもとで、朝は早い時間から、夜は0時を回ることはざらで、それでも毎日毎日怒られながらも一人前の板前になるために誠実に仕事をしています。自分も地道な弟子時代はありましたが、彼の努力と忍耐には負けます。

ということで、おせっかいオジサンは彼にささやかなエールを送ることにしました。
もう既にがんばっている人へ「がんばって~ぇ!」などとは白々しいので、調理で使うための、まな板などは何枚あってもいいだろうと彼に送ることにしました。いちょうの名前入り。

こんなことがさりげなく出来るようになったのが、オジサン的には満足でした。



渡した時の「・・・名前違います」にはカッコ悪くて焦りましたが、すぐに彫りなおして渡しました。ごめんごめん。

若いうちに一つのことに打ち込んで、自分の理想に近づこうとする姿は傍から見るとまぶしく思えます。

かんばれ~りゅうじ~!!

2010年9月9日木曜日

大変恐縮です・・。

我がサンセットラボラトリのフライヤーがいよいよ完成しました。

表表紙には空と海との水平線が、夕の時間にいよいよ暗くなり始め。
その境もあいまいに、赤や青や橙や黄や、色さまざまに時を詩っている様なかんじ。



見開きには、不肖ながら私めと、擬人化された相棒はっちゃんがフィーチャーされています。

二人でせっせと作業しているところがちょっと面白いですね。



デザインは梶野沙羅さんにお願いしました。

なにかとお忙しいところ、大変どうもありがとうございました。とても気に入っています。

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