2011年5月30日月曜日

楓材のTVボード (曇天の日々編)

嗚呼、あの頃はそうは思わなかったけれども、振り返って思えば、あの時はあれで幸せだったんだなと・・・最近はおセンチな気分です。

でも、梅雨が明け夏になり「あの頃は、あの頃は・・」なんてどーでも良くなって、じりじり日差しに、海へドーンとと飛び込んで、日焼けでもしているんだろうと思います。
さあっ、仕事しよう。

えーと、デッキ部分の構造です。縦格子を細かく入れています。ここまで多く入れると、光の透過もすごく綺麗ですね。
デッキ部分を脚部に取り付けたところ。
扉部分の木口は「はしツバメ」としてみました。写真がちょっとボケてますが、色の濃く見えている材料は桑の木を使用しています。
天板を取り付けて、ひっくり返しておいて、これから塗装して完成です。
また、完成姿をきちんと写真を撮って紹介します。

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2011年5月21日土曜日

楓材のTVボード (快晴の日々編) 

TEDEの井上哲志さんと共同作業によるお仕事です。
このタッグで仕事をする時は、クライアントから事前に材料提供があり、その提供された材料の形や性格を読み取っていき、イメージを膨らませデザインしていくという想像力を試される様な一連の作業を経て行きます。

デザインの方は井上さんの方にお任せしていますので、僕の方は仕上がったデザインに対してあーだこーだ言うだけなので随分楽です。
いろんな要件に見合った形をデザインしていくのは、これは非常に大変な作業となります。神経も擦り減らすような思いもします。井上さんとの共同作業ももう何回目かになるのですが、いつも面白いアイデアを提案してくるこの人には、ちょっと頭が下がる思いがします。

そして、デザインの方が固まったら、材料から部材を切り出して加工に入り、ここから僕の出番となります。ハチも横目で見てますね。


部材の原寸図をチェックしながら、失敗しないように注意深く加工しています。


部材成形後。削り取る量も今回は多いです。

そして、ひとまず脚部の組み立て。カエデの木がとても美しい。

つづく・・


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2011年5月17日火曜日

神棚の棚 

サンセットラボラトリの工場は家具の製作をする場所なのですが、訪れた人はその広さにびっくりされます。個人の製作場所としては、よそと比べ十分すぎるくらいに広いとは思います。
使ってる本人もそう思います。これだけのスペースを使える方はなかなかいないと、貸して下さっている大家さんにはありがたく思って使わせて頂いています。

そして、今そのスペースを最大限利用してのホルモン焼き肉パーティにいそしんでおります。以前までは一斗缶を利用したショボいコンロでしたが、いよいよ、ちゃんとした市販のコンロも購入してパワーアップもしました。おかげでジュージュー大量に焼けます。
すごい楽しいです。しかしながら、付き合わされている方はそう思っているかは分かりません。しかしながら、お構いなしにこれから、いろいろな方と楽しみたいと思っています。皆さまどうぞお付き合いください。

クオリティの低い椅子の数々を並べての会合です。お恥ずかしい!!そのうち立派なヤツを作ります。


ところで、たまにはこういうものも作ります。神棚用の棚です。これ、正式には何か名前があるのでしょうか?

神事といえば、地鎮祭用の木製模擬スコップや鋤なんかも作ったような記憶があります。

出来上がりはこんな感じ。夕日に照らされて赤くなっていますが、スプルス材です。本当は桧が良かったのですが大川では、乾燥した桧材が手ごろな値段では入手困難な様でしたので、不本意ですが・・・。


神棚を納めたところ。こんな感じです。雲形もなかなかイイ感じではないかと自画自賛です。

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