真樺の衝立兼キャビネットとタモのスリッパ置き （完成編）

どうした事かブログをまめに更新しています。
昨年に書いておきたかったネタがたまってしまっていますので・・。

以前に制作風景を紹介させて頂いていた、カバ材の衝立キャビネットの完成姿をご覧ください。


一枚板を立ててパネルで見せて、なお且つ家具としての機能も果たすデザインで製作しました。
一枚板は取り外し式にしてあります。


硬くて繊維の詰まった、非常に重い材料でした。写真では分かりずらいと思いますが、波状に杢が入っていましてサーフボード状の形状と相まって綺麗でした。また、リクエストに応えて椿油でコーティングしています。




キャビネット部分はチェリー材を使用しています。とても綺麗です。


こちらは追加でオーダーいただいたもの。タモの耳付き材を僕がストックしてあったもので、フレームはチーク材を使いました。


構造的には、これより大型のラックになっても対応できるので、いつかこれの応用編をやってみたいと思いました。

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アッシュの作業机とスツール

みなさま、明けましておめでとうございます。
今年もまた一年、楽しく精進できる様努めてまいります。お引き立ての程、どうぞよろしくお願いいたします。

と、いうわけで、また、さらっと年が代わり、今年は平穏無事な一年になれば良いなと、願うばかりです。


仕事とは全く関係ないのですが、諸々あって、ここで飼うはめになった新入りのキュウちゃんと、10歳を迎えた、もはやベテランのハチです。新入りはこの界隈では、結構有名な野良だったようで、散歩しているとご近所さんから、あまりよろしくない過去の話を聞かされる事が多々あります。おかげで、近頃の夕方の散歩はヒヤヒヤもんで執り行うこととなっています。

写真は上下関係に怯えているキュウのプレミアショット。


それでもって、話はナニかと云うと・・ハチ用のキラリと光るピカピカの首輪をＤＵＲＡＭ様に作って頂いたので、ここで紹介し、自慢させて頂こうと思います。そうです、オーダーメイドです。特注です！！サイズも合わせた特注です！！まるでセレブ犬です！！

ほんとに、加齢によるメタボ犬にはもったいないくらいで、メダルにはメッセージ（スペイン語で明日は明日の風が吹く）が刻印されてあるし、迷子になった時の為に、名前と僕への連絡先が刻印されてあったりする仕様になっております。か・ん・ぺっき！


こっちの方は、作業場にお邪魔させていただいた際に、これもご好意でワークショップ的に名刺入れを作らさせて頂いた時のものです。
いつも木屑と埃にまみれた作業場で仕事をしている身としては、クリーンで本革のイイ臭いのする作業場はうらやましい限りです。


出来上がりはこのような感じ。8割がたはやって頂き、残りを僕がやったぐらいですが、手縫いで縫製をやったし、刻印も打って立派に出来上がりました。特別仕様の染めをしていないナチュラルな革を使っています。
これを使いだしてから、やたらと人に見せびらかそうとするので名刺の減り方がすごく早くなりました・・。


そして、作業机とスツールをオーダーいただいたので、ホワイトアッシュで製作しました。
とにかく、机は天板下のフレームをより頑丈に作っています。


工房の歴史と共に、この机の上で、いくつものハンドメイドの製品が生まれて行くのだと思うと、ちょっとイイですね。

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