前回完成した長椅子は綺麗に作りすぎというクライアントの反応でしたので、ご希望のイメージに添う様な材料を大分県の日田まで探しに行ってまいりました。
椅子のイメージは茶店の長椅子で、長い間を屋外で使用されて風化したような木部の雰囲気を出す事です。ですからハナから風化したような外見の木材を調達しました。この状態から、普通は削って材料の曲がりやザラザラをとって、まっすぐでツルツルな材料に成型して加工に入るのですが、今回は表面の質感を生かすため、材料は曲がったままでなんとか形にしていきます。
木材が紫外線や風雨にさらされると、銀鱗の様な色艶が木材の表面に表れます。これが今回めざしている表面の仕上がり感です。ただ組み上げた状態では、部材同士が統一感のない、ちぐはぐな印象になりますが、これを全体的に違和感のないように仕上げます。
それと、先方のご厚意でなんとCMの撮影当日に立ち会うことができそうです。現場でどんな風にCMが作られていくのか見られるので、とても楽しみです!!
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ご苦労様でした。作り変えた方なかなか良いじゃないですか。
返信削除作り替えた方で現場のほうでバッチリOKが出ました!!やった~!!
返信削除最近ブログ更新されていませんけど、お忙しいのですか?
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